壁画制作開始前にジュリーがパリの家での食事に招いてくれた。ジュリー手作りのフランスの家庭料理はどれもとても美味しかった。
娘さんとその友達とも日本のアニメの話で盛り上がる。若者はみんな日本のアニメが好きなんだなと感心する。そのまま夜はジュリー宅に泊まらせてもらい、翌朝には面白いグラフィティアートがたくさんあるエリアへ連れて行ってもらった。
ここの地区は行政が公的にアーティストに描いてもらっていると教えてもらった。多種多様なテイストとサイズの絵が至る所に描かれていた。
ポストにも。
ゴミ箱にも。
絵ではなく文字によるグラフィティもあった。内容は批評的なものらしい。
大きなエミューのような鳥の絵。これはセンスも密度も好きだった。
ビルの側面に描かれた壁画。どうやって描いたのか気になる。
街の道路にあった薬物の注射を回収する箱。フランスで初めて見た。
その後は近くのヴァル=ド=マルヌ県現代美術館にも連れて行ってもらった。
通称MACVAL
勧められたキャロットジュースを飲んで休憩。スッキリしていて美味しい。
企画展では移民や他者との問題をテーマにした作品が多く面白い作品も多かった。
美術館からの帰りに通った劇場前ではパフォーマンスの公開リハーサルのようなものをやっていた。
海外からはあまり知られていない面白いスポットに連れて行ってもらえてとても楽しかった。