現地時間の5月25日、2時間遅れでシャルルドゴール空港に到着。
すると到着ゲート前でレジデンス受入れ先のスタッフの方々が待ってくれていて無事合流し、空港から車で20分ほどのトルシー市へ。パリへも近いけれどとても静かで小さな町。
滞在中提供して頂いたアパートはおとぎ話にでてくるような可愛らしい外見で中もとても素敵で、冷蔵庫には私のためにフランスで売られている醤油、豆腐、日本茶などが揃ってあり、ベッドスペースには畳が敷かれていた!アパートの中のものは全て自由に使っていいと言われ、何て素晴らしい環境なのだろうと思った。
滞在中この近辺では私がたった一人の日本人で日本語を話せる関係者も到着後しばらく来ない状況で、英語が話せない現地の方とは仏英通訳のスタッフさんが間に入ってくださりレジデンスのスケジュールなどの打ち合わせを行う。
レジデンス開始までに英会話がよりスムーズにできるように準備はしてきたけれどやはりなかなか上手く聞き取れなくて申し訳なく感じました。それでも初対面のスタッフさん達は私に合わせてゆっくり丁寧に話してくださった。
個人旅行ならまだしも資金を出してもらい招聘された身なので、どう立ち振る舞うべきかというプレッシャーはフランス到着時から常にあった。
とりあえずゆっくり環境になれよう、上手く喋れないからと臆せずどんどん英語もフランス語も笑顔で話していこうと思った。
到着初日は近くのカルフールへ連れて行ってもらい取り急ぎ必要な日用品を調達してから畳のベッドスペースでゆっくり就寝。
成田空港でお土産用に購入した鳥獣戯画や宇田川国芳の手ぬぐいをスタッフさん達に渡すととても喜んでもらえた。今回他にも抹茶のお菓子など沢山お土産を持って行ったけどこの手ぬぐい達が1番好評だった。