Château de Vaux-le-Vicomte ヴォー・ル・ヴィコント城 はブランディから車で20分ほどのところにある17世紀のバロック様式の城。あのヴェルサイユ宮殿のモデルになった城としてフランスでは人気の観光地。
ルイ14世の財務担当ニコラ・フーケによって建築家ル・ヴォー、画家ル・ブラン、造園家ル・ノートルを招いて建設されたがあまりに出来が良い城を作ったことでルイ14世の機嫌を損ねてフーケは没落。その後ルイ14世はル・ヴォーら関わったメンバーをそのままヴェルサイユ宮殿の建設に従事させた。
庭が眺められる吹き抜けの広間。空と大鳥の天井画と床には牡牛座のマークが付いたライン。特定の方角を示しているのかなと推測。
馬車の展示部屋
部屋の装飾や家具がどれも細密で美しい。
トイレと簡易的なお風呂?
拘束された蝋人形。投獄部屋だろうか。
食堂には銅食器と食材(イノシシの剥製?)が。
造園家ル・ノートルの胸像。17世紀のフランス式庭園を確立させた。
城からの庭の眺め。実際よりも広く見えるように高低差や角度など巧みに計算されている。
庭の奥から眺めた城。
庭の最奥に設置されたアトラスらしき黄金の巨像。これも城から眺めた時に庭が広く見える視覚効果のためここに設置されているらしい。
気持ちいい天気の中宮殿も庭園も満喫できた。