10/12月曜祝日、15時から18時まで公開制作を行いました。
鯉や龍のモチーフの描き込みは前夜までで一旦止めて、寝かせた襖の上から水で溶いた絵具を筆で垂らす作業をしました。こちらの方が動きがあり、画面もどんどん変わっていくので観ていて退屈させないかと思ったので。
どちらも水のモチーフなので、しぶきや滴りの表現とはとても相性がよく、作業を始めてからどんどん画面も生き生きとしていきました。
さらに嬉しいことに、当日は荒れたお天気だったのですが見物の方々が絶えず来てくださり、回りに座って静かに見守っていてくださったので、私もほとんど休むことなく緊張感を保ったまま制作することが出来ました。
町家二階からの眺め。
事前に町家文庫から告知もして頂いていたのですが、当日朝の中日新聞の記事を見てきてくださった方もいらっしゃったようで有難かったです。
この公開制作で勢いを付けられたのがその後襖絵が良い方向に向かった大きな要因だったと思います。
公開制作終了後はスタッフさん方とプチ打ち上げをし、その後また制作を再開しました。
こまつ町家文庫HP http://machiya-bunko.com/
今回使用するアクリルガッシュは“Turner Ambassador Program”の一環として ターナー色彩株式会社 より提供して頂いております。
ターナー色彩株式会社 ターナーアンバサダープログラムサイト
http://turnerambassador.com