7月6日七夕の前日、近隣の小学校へ赴き七夕の紙飾りと短冊を子ども達と一緒に作りアートセンターの竹に飾るというワークショップを行った。前にカードをプレゼントし合ったあの子ども達と。
アートセンターのスタッフに日本の七夕の話をしたのがきっかけで私がワークショップを提案しヴァンサン達も快諾してくれた。
偶然にもセンター内に竹があったので近くの小学生達と折り紙で紙飾りと短冊を作ってそこに飾りつけることに。
どの飾りなら子どもでも作れそうかを調べるため夜な夜な紙の輪や貝、提灯、網の飾りを作ったり、何かに使えるかなと持ってきていた折り紙を短冊にしてスタッフにこんな風に願い事を書いて飾りますとプレゼンをした。このやり取りもめまぐるしい日々の中の束の間の気分転換になった。
教室に入るや否や子ども達は浴衣姿の私にとても興味を示してくれて、スタッフが子ども達に七夕の伝説について簡単に説明した後もスムーズに紙を切る作業を始めてくれた。
フランス語が喋れない分なるべく均等に子ども達のテーブルを回り、上手く作れていない子には笑顔とジェスチャーで説明して、できたらC’est bon! と大きなリアクションで伝えると少し顔がこわばっていた子も笑顔に。
全員紙飾りと短冊を作ることができ、天候にも恵まれ無事みんなでセンターの竹に飾ることができた。
ワークショップの後も女の子はギューと抱きついてきてくれたりずっと手を繋いできてくれたり、彼女の宝物であろうアナと雪の女王のエルサのペンダントをプレゼントしてくれたり、男の子も照れながらポケモンカードを渡してきてくれたり、みんな本当にピュアでいい子達だった。
女の子がくれたエルサのペンダント。
男の子がくれたフランスのポケモンカード。
ためになるようなワークショップではないけれど何か少しでも楽しい思い出として覚えていてくれたら嬉しいなと思った。