先月はグループ展に参加するためイタリアへ行ってきました。

 

 

 

ミラノ空港でギャラリストさん、他の出展者さんと合流し車で展示会場のあるレッジョ・エミリア Reggio Emiliaへ。ボローニャの近くの小さく平和な街です。

企画当初よりも出展作品数が増え、展示ギャラリーも街の4つのギャラリーで同時開催するという規模の大きなものになりました。イタリアはローマやフィレンツェへは訪れたことがありましたがこのレッジョ・エミリアという街は今回の展覧会で初めて知りましたし、この機会がなければおそらく行く機会もなかったと思います。

 

 

アジア系の人や観光客らしきグループは全くおらず、のんびりとした住み良いベッドタウンのような街でした。でもふらっと入った名前も分からない教会が素朴だけどとても美しかったり、道に迷ってたどり着いた公園や広場がとても素敵だったり、他の観光地にはない魅力があるところでした。

 

 

group exhibition『MADE in GIAPPONE』 13.June – 5.July 2015
at Associazione Culturale ART YOU/ 8,75 ARTECONTEMPORANEA/ GALLERIA San FRANCESCO/ GALLERIA ZANNONI
projected by Gallery Ginza 1chome
Reggio Emilia Itary

 

 

  

 

 

 

展覧会のオープニングパーティーでは4つのギャラリーそれぞれに沢山の地元の方が来てくださってとても嬉しかったです。

 

犬と一緒に作品鑑賞というのも欧米ならでは。

 

 

 

作品を説明する時予想以上に英語が通じなくて少し歯痒く、もっとイタリア語と英語の語彙を用意していくべきだったと反省。それでも現地のみなさんは気さくに話しかけてくださったり、作品の感想を伝えてくださったり優しかったです。

そしてそれぞれのギャラリーのみなさんもとても親切で、もっと色々ご自身のことやアートについてなどお話したかったなぁと思います。

GALLERIA San FRANCESCO ギャラリストのジョヴァンナさん。
作品陳列が終わると  さあ、飲みましょう。と美味しいワインを振舞ってくださりました。
私は搬入とオープニングパーティーまで立ち合いその後はフィレンツェ、ベネツィアを回りましたが、展覧会は今月の5日まで開催されました。

そしてとても嬉しいことに出展していた円い紅白椿の作品が現地の方にご購入頂きました。
今回は販売より展示に重きを置いていて、大きめの作品しか出していなかったので驚きと喜びもひとしおです。
文化も言語も違う土地の方が同じく異なる文化圏の名も知らないアーティストの絵に魅了されて買う、ということが改めてとても素敵なことだと思います。この絵のどんな所がいいと思ってもらえたのか買ってくださった方に聞きたかった。
イタリアの方の家に自分の作品があると思うととっても嬉しいです。

 

 

「絵日傘」円形キャンバスに油彩、直径50cm  2014年制作
今回のイタリア展示旅行はそれぞれの都市の美術館や教会、そしてベネツィアビエンナーレもゆっくり巡れ、忘れがたいとても素晴らしい経験になりました。
海外で展示することは色々と勉強になることばかりなので、また機会を頂ければ積極的に参加したいと思います。 

 

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