昨年参加したアルメニアでのアートシンポジムでのことについて、今更ながら続きです。

前回のブログ
『アルメニア 国際アートシンポジウム』
http://www.fujimotoayako.com/blog/1347/

 

アルメニア滞在2日目は首都エレバンから南部の地方へ。チャーターバスで荒野をガタガタ揺られながら長時間走り、去年も訪れたノラヴァンク修道院を再訪。

 

12世紀から14世紀にかけて建造された岩山に囲まれた修道院で “アルメニアの至宝” とも言われる。何度見ても周りの景色と合わせて歴史を越えた美しさに感動する。

 

 

 

 

 

 

教会内部。

 

 

 

 

 

その後さらにガタガタ揺られながらバスで南へ進む。

 

果てしない荒野とそびえ立つ岩山を見るとアルメニアの大地に帰って来たんだなと実感する。

 

 

 

途中何度かスコールやおびただしい羊の群れに囲まれて行く手を阻まれる。

車の外は辺り一面のヒツジ。

たまに牛も混じっている。

 

 

始めは驚いたがだんだん慣れてきて、 ああまたヒツジ渋滞か。みたいな感じになってくる。

 

 

夕方に南部のゴリスという街に到着し一泊。

 

疲れていたので今回はホテルから出ずゴリスの街は堪能しなかったけれど、前年初めてゴリスに来た時は現地のアーティストと夜の街を散歩したり、早朝にアルメニアの代表的なパン、ラバシュを作るお店を見学させてもらったり、思い出深い街だった。

 

アーティスト8人くらいで月明かりの中の散歩。地域で採掘される黒い岩を使った建物が多く重厚な街並み。夜の街はとても静かで野犬もチラホラいて、向こうから向かってくることはなく 食べ物あればちょーだい、みたいな人懐こい距離感でしばらく付いてきた。

 

 

 

 

街中のラバシュ工場。夜も女性達が働いていて、翌朝再び伺った時もずっと焼き付けていた。

 

 

 

 

 

 

スタッフの女性と。世界一美人が多い国と呼ばれているアルメニアですが、実際みなさんとても端正な顔立ちをしている。

翌朝はゴリスから更に南へ進み、アゼルバイジャンとの境目にあるナゴルノ=カラバフ自治区へ。

 

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